「TVCM枠って高いし効果も見えにくい…」
「CM制作にも費用がかかる…」
CMの制作はハードルも高いし、うちではとてもできないなぁ…というお声を聞くことが増えました。
それでもCMを放映することで得られる認知はとても大きいもので、本当はCMをやってみたいと考えている企業は少なくありません。
今回はTVCMのハードルが高いと感じている広告主や、TVCMに近しい新しい代替策がないのかを考えているマーケターの皆さんは、今回のコラムでCMを幅広く賢く活用できるように理解を深めていきましょう!
- 目次
- TVCMの目的は「認知」
- TVCMの仕組み
- つまり準備と決断が必要
- リーチすごい
- 結論
- そんな簡単に言うな!って人へ
- テレビCM×WEB広告『TVBridge』
- 『TVBridge』はこう使うといい!
- 気になったらご相談
TVCMの目的は「認知」
『おててのしわとしわを合わせて幸せ。な~む~。』
これを聞けば「お仏壇のはせがわ」
『100人乗っても大丈夫!』
これを聞けば「イナバ物置」
『日清紡名前は知っているけど~何をやってるかは知らない~』
これを聞けば「日清紡グループ」
『あなたとコンビに♪』
これを聞けば「ファミリーマート」
このように歌やキャッチフレーズを聞くだけで企業名が思い浮かびますよね?
幼少期から日本に住んでいたら、勝手に脳に刷り込まれているレベルの認知度を誇るCM(企業)たちです。
つまりこれがCM効果です。
日清紡さんのように「何をしているのかはわからないけど多くの人が社名だけ知っている」というのはまさしくCMの認知効果を顕著に表していますね。
ネット広告のような獲得効果、clickなどの数値では見えないけれど、確実に人々の生活に浸透して企業イメージを伝え続けることがCM効果なのです。
中には費用対効果が見えない!と言いたくなる人もいるでしょう。
事実TVCMからは直接自社HPに飛んだり、視聴者数を正確に計測することはできません。
それなのにTVCMを放送するには結構な費用が必要になります。
でもそれは無駄なことなのでしょうか?
TVCMの仕組み
ここでTVCMの仕組みについておさらいしましょう。
CM制作を検討する際には基本的にはTVCMの実績があり、ノウハウを持っている広告代理店にサポートしてもらうのが通常です。
広告代理店から制作会社へ、もしくはテレビ局側から制作会社へと制作を依頼する流れに変動はありつつも基本的には下図のような流れになります。

CMの内容や、起用するタレント次第で制作費用は数十万から数千万にまでおよぶこともあります。
制作費で多くのコストを使ってしまうCMですが、有名なタレントを起用すればその分、多くの視聴者の認知を得られることができます。
ではそこまでかけて作ったCM、期間中無事放映できればいいですが、
もし、途中で止めなければならなくなったら…

広告主都合の場合は、放映している枠にも放映予定だった枠にも基本料金(キャンセル料)がかかります。
またテレビ局側、もしくはタレント個人で何か問題が起きてしまいCMが流せなくなっても制作にかかった費用は返ってきません。(CM枠の費用は返金される可能性あり)
TVCM枠を使った広告は予算に余裕がない場合はしっかり計画を練って、慎重に取り組む必要があります。
つまり準備と決断が必要
とても大きなリーチとして発信可能で、中長期的に見るとその認知力もあるのがTVCMですが、コスト観点と制作のスピード感、広告のスタート・ストップが瞬時にできるものでもないので、慎重な計画と判断力が必要になる。
さらに、起用したタレントの不祥事やSNS炎上が原因で、広告主の意向にかかわらずTVCMの放映を止めなければならないという事例も過去何度も発生しています。
だけどリーチすごい
やはりタレントの影響力、人気ドラマ、バラエティの視聴率に伴うリーチの多さは捨てがたいですよね。
若者のTV離れが、と言われて久しいけど、一度に同じコンテンツを日本各地の人が見る機会なんて、TVぐらいしかないのですから。

さらに、「1人の視聴者が同じ商品の宣伝広告を3回見れば、その商品を認知する」と広告業界では仮定されいます。(これは「スリーヒッツセオリー(3ヒッツ理論)」と呼ばれる米国GM社の研究理論でフリークエンシー(広告試聴)に応じて視聴者の状態が下記のように変化していくことを根拠にしています。)

これをベースに考えると1時間ドラマを見ていても最低3回はCMの時間が来ますよね。
そこで毎度同じCMを流すことでフリークエンシーが3回以上にのぼり、数値は見えないものの十分行動喚起させられている(はずな)のです。
結論
TVCMはハードル高いけど認知力、リーチ力は他広告とは桁違い!
テレビのコンテンツ力と影響力ってやっぱすごい!
なので、TVCM、やれるならやるべきです!
そんな簡単に言うな!って人へ
今リスクを取れない、どう考えても費用がかけられない…
そんな皆さんに「テレビ視聴者のリーチ数とその認知力にあやかれるサービス」をご紹介します。
テレビCM×WEB広告『TVBridge』
国内最大級のテレビ視聴データを活用し、ターゲット選定、広告配信、効果計測・分析、リプランニングまでをワンストップで実現するマーケティングソリューションです。

国内最大級のテレビ視聴データとは…
国内4TVメーカー(S社・P社・#社・R社)1200万台分のスマートテレビの広告用途への利用が許諾されている試聴データを集約、テレビ番組やテレビcmをみた匿名化IDをデータ化。

このデータを活用してセグメントを制作することが可能!
例えば
「番組1」を試聴したいIDを集約したセグメント
「番組1」と「CM3」を試聴したIDを集約したセグメント
といった特定の番組をみた視聴者の集合体としてセグメントを作り、そのターゲットに広告配信を行うことができるのです。
そしてTVBridge Adsを活用することでそのセグメントをGoogle Ad Managerをはじめとする国内外の各SSPへと配信可能。これは国内最⼤級の在庫数です。

さらにSNSを含む様々なプラットフォームで配信が可能です。
このサービスは本来であれば、CMと同時に併用することで広告効果を最大化できることが大きな特徴なのですが、活用の仕方は様々です。
『TVBridge』はこう使うといい!
テレビCMを行っていなくても使い方次第では数多のテレビ視聴者へのアプローチに効果的なんです。
例えば…
①「家電が好きな芸能人がトークするバラエティ特番」
見たセグメントに番組内で紹介された自社家電のWEB広告を配信する。

②「金曜日に放映する映画」を見てる人に
同じ映画のコラボ商品やアミューズメントの広告を配信。

③競合他社のCMを見たセグメントに自社の商品紹介の広告を配信。

などなど…
最後の③はすこしずるい使い方だと思われるかもしれませんが、類似商材の検討層に直接アプローチすることができる為、より効果的な広告配信が可能です。
このように試聴データの使い方したいで新たなセグメントを発掘したり、WEB広告でより刈り取りやすいユーザーのセグメントを作ることも可能なのです。
気になったらご相談ください。
弊社ソーウェルバーでは「TVBridge」を活用したマーケティング施策を多くの広告主様にご案内しており、事例も数多ございます!
もちろん『TVBridge』サービスの細かいご紹介から、貴社のマーケティングのご状況を踏まえた施策案も一緒に練っていくことも可能です。
TVCMにリスクを感じていたり、放映予定だったCMが急遽キャンセルになり代替えとなる施策を探したりされている方は、ぜひ、一度弊社にご相談ください!